太陽系第一惑星 水星
地球の兄弟ともいえる太陽系の惑星でも
もっとも太陽に近い
太陽系第一惑星 水星 を紹介します
動画でもありますので
よかったら観てくださいね!
水星の概要
太陽からの距離は0.387AU(1AU=太陽から地球までの距離)
大きさは月より少し大きくて
直径4879kmです
(月は直径3474km 地球は12756km)
特徴として
中心核が全体の2/3もあり
これは太陽系の中でも水星だけにみられるものです
理由ははっきりとはしていませんが
46億年前は太陽の活動が今よりも活発であり
表層が揮発してしまったためか
表層が吹き飛ばされてしまったためか
水星の公転位置には
金属元素が多かったためか
色々と仮説が立てられています
また
水星には大気がなく
気温は
最高気温が430℃で 最低気温がー170℃
という極端な世界です
この極端さは水星の自転速度と公転周期も関係しています
自転速度58日
公転周期88日
となっていて
一日の長さが176日もあるのです
昼88日続いた後に
夜が88日続く
そのため
太陽に熱せられる時間が長く
太陽の光が当たらない時間も長いため
寒暖差が大きくなってしまうのです
大気がないため
温室効果がないことも
気温が下がる理由の一つとなっています
私たちが水星についても
430℃~-170℃に耐えられる宇宙服がないと
過ごせないんですね!
(そもそも酸素もありませんし
太陽風を防ぐことが出来ないのはご愛敬w)
カロリス盆地
水星には特徴的な地形として
カロリス盆地があります
直径1550kmのクレーターで
太陽系で一番大きなものです
左上のクレーターがカロリス盆地
わかりやすい距離で言いますと
なんと、東京から上海までの距離と
同じ大きさです
リンクルリッジ
また、水星にはところどころに
巨大な断崖が見られます
これは水星が縮んで出来た「しわ」ではないかと
言われています
水星探査
現在、ベピ・コロンボ計画により
探査機「みお」が水星に向かっています
2012年、探査機「メッセンジャー」は
クレーターに氷を発見しました
また、表層組成に予想よりも多くの揮発性物質が含まれていることを
発見し
水星の磁気圏が20%も北にシフトしていることも発見しています
「みお」は2025年に到着予定であり
誕生当時の面影を多く残す水星を調査することにより
太陽系の起源、進化、環境を解明する手掛かりを見つけることを
期待されています
また
恒星の近くを好転する系外惑星が多数発見されており
水星の磁気圏を解明することにより
第二の地球探しの手掛かりになることも期待されています
まとめ
第二の地球探しは
私たちにとっての浪漫ですよね!
このエルフは怖いけどw
ドワーフやエルフがいる世界戦も観てみたい
なんて思っちゃいます
「みお」がもたらす情報に
今後も要注目ですね!